膨らむスコーン
- cou
- 2月2日
- 読了時間: 3分

時間をかけないが正解
以前スコーンを作った時、私の作るスコーンは「あまり膨らまない」と書いた記憶があるのですが、「形は悪くても美味しいからいいんじゃないか」と思っておりました。
スコーンのレシピをネットで探すと、「腹割れ」という言葉がよく出てきます。焼いてる時にスコーンが膨らむことにより、真ん中が引き裂かれてしまう事なのですが、バゲットと同じように上手にできたかどうかの判断になるみたいです。よく膨らむ、よく割れるように生地を何回も切っては重ねるといったレシピをよく見かけました。
実際、作る時のコツのように紹介されていて、私もそうやって作っていました。捏ねずにまとめた生地は冷蔵庫で暫く寝かすとかね。
ある方の動画で、生地をまとめたらすぐに型抜きしてオーブンで焼くというのがあって、焼くまでが5分程度でした。まぁ事前に計量などは済んでいるわけですから、そんな時間で出来てしまうものらしいです。
自分の記憶がごちゃ混ぜになっているのか、パイ生地やタルト生地と同じような扱いをしていたように思います。
そう、スコーンはあっという間にできた方が仕上がりも、味もいいんです!
そういうわけで、今回はホントに時間をかけずにサッサと作りました。
~実は簡単、イングリッシュ・スコーン(プレーン)の作り方~
材料:
薄力粉 180g 強力粉 45g
有塩バター 55g 砂糖 大さじ2/3 ベイキングパウダー 小さじ2(8g)
塩 ひとつまみ
卵 約50g(M玉1個) 牛乳 50~80g
*卵は焼く前の艶出し用に10gほど残しておいてください。
先ずは卵と牛乳以外をボウルに入れ、よく混ぜておきます。
サイコロ状に切ったバターを入れて、粉とよくなじませます。

この作業は指でバターを細かく潰しながら、サラサラにしていく作業です。手の温度でバターが溶けないように手早くやりましょう。
次に、溶いた卵と牛乳を入れて生地をまとめていきます。まとめていくうちに粉が水分を吸っていきますが、乾いた粉の状箇所が多くある時は、牛乳を少量加えていきます。

捏ねる必要はないですが、ある程度丸い形になるように成形します。
次に、打ち粉をした台に生地を移して、なるべく平らになるように上から手で押します。麺棒でやっても構いませんが、柔らかいので上から押すだけで簡単にできます。
生地の厚みは3センチほどで良いでしょう。そしたらすぐに型抜きします。
残った溶き卵を上から塗ります。

210℃オーブンで15分~18分焼きます。
焼き上がりです。

ちゃんと腹割れしてますでしょ?
今回は生地にライ麦粉も少し入れました(その分強力粉は半分です)
砂糖の量が少ないので甘くありませんが、ジャムやクリームを付けると丁度良い味になります。
生地を寝かせません。切って重ねません。
ベーキングパウダーの働きをよくする為には、時間をかけずにすぐに焼いた方が効果があると思います。(そりゃそうだ)
というわけで、さっそくハーブティーと一緒に美味しくいただきました。


↑お芋じゃないですよw クローテドクリームです。
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