ラム麦入りカンパーニュの作り方
- cou
- 2024年10月3日
- 読了時間: 3分

ライ麦を入れて本格的な味にする
秋の気配を感じるようになりまして、やっとパン作りがしやすくなりましたね。今回は久しぶりにライ麦を入れたカンパーニュを作りたいと思います。シンプルにと言いながらも要所は押さえて説明したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回の分量です
強力粉(国産)・・・150g 薄力粉(国産)・・・25g ライ麦粉(国産)・・・15g
ドライイースト・・・2,5g 塩・・・4g 冷水・・・135g
全部ボウルに入れt混ぜます。
水分が行き渡りませんが、全て良く混ざる事が大事です。

ラップして30分程、ほったらかします(オートリーズ)
30分後

水分が行き渡って、ボソボソ感がなくなりましたので、台に移して、7,8分ほど捏ねます。
冷水を使っていますので、生地はやや冷たいです。7,8分捏ねると少し生地温が上がります。
あまり捏ねすぎると生地の温度が上がってしまい、その後の工程に影響しますので、食パンみたいに一生懸命捏ねる必要はありません。
生地の繋がりは不十分ですが、ここからストレッチ&ホールドして繋げます。
再びボウルで20分間放置。20分経ったら、生地の四方をつまんで伸ばし、包むようにまとめていきます(ストレッチ&ホールド)

20分後にこの作業をもう一回繰り返し、まとめたら更に20分放置します。
生地が伸びるようになって繋がってくると、艶のある生地になります。

そうしましたら、打ち粉をした台に降ろして、ゆっくり広げます。

重ね折りしたら、端からクルクルして軽くまとめ、ボウルに戻して1次発酵に入ります。



1時間後、約2倍の大きさになりました。

発酵の時間は気温などによって時間が変わってきます。2倍はおおよその目安です。1次発酵では発酵させ過ぎないようにしてください。
ボウルに強力粉をまぶして、台に移します。
先ほど同様、ゆっくりと広げ、余分な空気を抜きます。

今度は成形に入りますので、今度は重ねたり、クルクル巻く時に生地をよく張らせるようにします。



最後は生地の端をつまむように張らせて、つなぎ目を閉じていきます。
ちなみに、つなぎ目のある方が、焼きあがった時の下になります。

籠に入れて最終発酵します。
上下が逆さまになっておりますが、焼く時にこれをひっくり返します。

最終発酵完了です。

今回はクープにバターを乗せておきますね。乗せる必要はないのですが、クープが良く開くのと、バターの風味が付きます。

240℃のオーブンで20分程焼いて完成であります。


もう少し、焼きたかったのですが、また焦がすのがオチなので止めておきますw
今回は工程ごとに写真を撮りながら書いておりますので、まだスライスも味見もしていません。
荒熱が取れて表面が硬くなったらスライスしますが、早く食べたいのでそこそこで味見しましょう!

フランスパンのような大きな気泡はないですが、柔らかくてふわふわです。塩加減も丁度良いですね。噛むほどに味のあるライ麦の風味が最高ですね。バターの風味も良きかな。
ライ麦や薄力粉を入れることで、グルテンの働きが抑えられてもちもちにはなりませんが、何とも素朴なパン、それがカンパーニュです。
ぜひ作ってみて下さいね!
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