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クロテッドクリーム

  • cou
  • 2022年9月11日
  • 読了時間: 2分

イングリッシュスコーンのためのクリーム

イギリスでは「クリームティー」とメニューに表記され、ティータイムに食されることの多いスコーンですが、トッピングとのジャムと一緒に付いてくるのが「クロテッドクリーム」です。


元々、酪農家が生乳の廃棄を防ぐ意味で考案されたとされています。作り方は至って簡単、生乳をゆっくり温めながら、水分を飛ばして油性分の高い(55%前後と言われています)クリーム状に仕上げていきます。要はバターと生クリームの中間くらいの乳製品なわけです。


このクロテッドクリーム、スコーンにもそうですが、ミルクティーにもすごく合うので、スコーンとのセットで良く提供されるというわけです。(それでクリームティーね)


クロテッドクリームの作り方は、浅い鍋などに生クリームを90℃くらいのお湯でじっくり湯煎して作るようですが、まぁ、根気のいる作業といいますか、気長な作業と言いますか、待ってられないです(笑)。


今回は100℃のオーブンに30分ほど入れて作ってみました。


薄っすらと表面が焼けましたが、中はサラサラです。



表面だけ取り出して、残りを再びオーブンでと思ったのですが、それではらちがあかないので、鍋に入れて直接、水分を飛ばしました。


まぁ、こういった作り方もあるようですので、いいかなw


溶けたバターとも違う、濃厚なクリームになりました。


本来は、鍋に生クリームを入れて一度温めたら、2,3日常温のままでほっといたら出来るものなのですが、夏場などは色んな意味で危険ですよねw


あと、生クリームをシェイクして水分と分離させて作るやり方もありますが、こちらはいわゆる手作りバターの要領ですね。更にあっさりした感じになります。


日本人にはあまり馴染みのないクロテッドクリーム、一度お試しください。





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