煙突ケーキ
- cou
- 2020年4月29日
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ハンガリー伝統のお菓子
ハンガリーのお菓子、チムニー(煙突)ケーキの紹介です。ハンガリーでは「クルトシュ」と呼ばれていますので、そちらの名前を知っている人もいると思います。とにかく、この見た目がとてもユニークですよね。食べ方としては中にクリームやフルーツを入れて(かなり入りますが)食べるようです。持ち歩き用は中のクリームがはみ出さないように、ソフトクリームのコーンのような円錐形になっているようです。
一般的な生地は、外側に砂糖やシナモンがまぶされていますので、生地だけでも十分おいしいですね。日本では菓子パンのコロネをイメージするとよいでしょう。ワッフルもそうなんですが、歩きながらでもお皿に乗せてもどちらでもいけるというのは可能性を感じますね。
では、生地の作り方ですが、材料は
強力粉・・・200g 薄力粉・・・100g
牛乳・・・125cc
卵・・・2個
バター(有塩でも可)・・・40g
ドライ・イースト・・・5g
砂糖・・・小11/2
塩・・・小1
お塩の量は無塩バターなら小11/2で調整してください。
ワッフルと同じ要領で、バター以外を混ぜていきます。牛乳や卵は常温に戻しておいてくださいね。バターは、海外のレシピだと溶かしバターにして一度に混ぜるようですが、パン作りに慣れている方は常温に戻したバターを捏ねながら混ぜ込んでいけばいいと思います。
やや、べた付きますが頑張って10分くらいかけて捏ねます。捏ねあがったらボウルに入れて1時間ほど発酵させます。2倍の大きさになっていれば大丈夫です。
発酵が終了したら、小麦粉を軽くまぶした台に取り出して、麺棒で厚さ5mm程度に伸ばします。


次はカットです、包丁かピザカッターで幅2cm程に切り分けていきます。あ、その前に、ジュースなどの空き缶を用意し、アルミホイルを巻いておきます。これに切った生地を一本ずつ巻いていきます。


初めて作るので上手に巻けないですが、コツとしては少し重ねるように巻いていけばいいと思います。包帯を巻く要領ですね(笑)。
多少デコボコしてても大丈夫です。巻いた後にもう一度コロコロして整えますから。

形が整ったら、全体にオリーブオイルか卵黄を塗ります。大き目のタッパーにグラニュー糖とシナモンを混ぜ合わせ、その中で何回かコロコロして生地全体にくっつけます。

180℃~190℃のオーブンで20~30分ほど焼きます。焼きすぎると硬くなりますので気を付けてくださいね。焼く場合は寝かさず、立てて焼いてください。寝かすと下が平らになってしまいます。形が独特ですので焼き上がりが分かりづらいかと思います。オーブンの特性をよく見極めてください。
グラニュー糖をまぶしていますので、溶けて表面が熱くなっています。絶対に素手では触らないようにしてくださいね。
焼きあがって、荒熱が取れたら中のアルミ缶を外します。

色んな食べ方があるようですので調べて工夫してみましょう。


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