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喫茶店は何処へ

  • cou
  • 2023年6月2日
  • 読了時間: 2分

旨いもんじゃない?!

写真のレモンソーダは美味しいです。中身はレモン果汁、ハチミツ、ローズマリー、ソーダ。たったこれだけで、美味しくてお洒落なドリンクの完成です。


「旨いもんじゃない」のは味とその経営の仕方です。


なんのことかと言いますと、レトロな喫茶店のことです。


昭和や平成の初期に誕生した喫茶店で、今も頑張ってるお店は結構ありますが、ごく一部のお店を除いて「旨くない」ですね。


昨今のレトロ喫茶のブームの影響でしょうか、若い人たちがチラホラ。そういった人たちはレトロな内装とか、ちょっとイケてない感じのメニュー商品がまたいい!って感じなんでしょうか?


そういったお店でコーヒーを頼むとすぐわかるんですよ。そのお店が「味」で生き残ったのかどうかが。大抵の場合、そういったお店は立地だったり、味以外の条件だけで生き残ってきてますから、行ったところでガッカリするのは目に見えています。


立地は悪そうなのに、客足の途絶えない喫茶店は「ニーズに合った商売」をしています。


「美味いコーヒーが飲みたい」「昔ながらの喫茶メニューがあって、美味しい」とか、「値段が安くてそこそこ食べ応えある」とか、そういったニーズに応えられているお店です。


日本の喫茶店はガラパゴス化してていいと思うんですが、それは独自の道を進むという事であって、何某かの進化であると。決して、昔のままで、立ち止まった状態であるということではありません。


レトロとは、時間が経過していないものを指しますが、喫茶店も飲食店ですので、取り巻く環境の変化を受け入れなくてはなりません。一緒に時代を生きていかねばならないのです。


しかし、そんな時間の変化が、他よりもゆっくりと進んでいるのが「レトロな喫茶店」なのです。


わかります?


進化しないのではなく、進化がおそいということです。


時間が止まった喫茶店に行くのはよしましょう。


私は少なくとも、そんな喫茶店には入りたくはないですね。

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