先ずはこだわりを捨てよう

自分に何ができるかを考える

コーヒースタンド、ロースター、パン屋、ケーキ屋、etc,,,

自分で学んで、修行して、やっと立ち上げたものの、思っていたほど売り上げも利益も出ない。

「こんなはずでは、、、」「やはり、商売は甘くない」

悩みに悩んで、迷いに迷って、出た答えは

「原点に立ち返ろう」

「自分が本当に良いと思うものを作ろう」

と、新たなる決意をする。

しかし、どれほど決意を固めたところで、今の状況が劇的に変わるわけもなく、暫くすると、またあの感じ。

不安、不安、はたまた不安。

そしてあなたは自信を無くしていく、、、。

「この仕事で生きていく」と、「この商品で勝負する」と、決めたはず、、、、なのに。

そんなあなたに問いたい

あなたは何ができますか？

「美味しいコーヒーが淹れれます」

「美味しいパンが焼けます」

「美味しいケーキが作れます」

でも、お店はあまりうまくいってはいないのですよね？

ならば、こう考えて下さい。

自分は何で人を幸せにできるのか？

自分の周りの人たちは何を求めているのか？お客様だけではなく、スタッフや取引業者さんも含めて。

どうやったら、みんなを幸せにできますか？

「味」、「品質」、「お金」

そういったものにばかりこだわって、自らに手枷、足枷してませんか？

自分がこうありたいとか、こうでなくては自分ではないとか、

そんなことは大して重要ではないのですよ。

多分、あなたは人の気持ちが分からない。鈍感です。

他人が何を欲しているのかがわからないのです。

赤ん坊はなぜ泣いているのですか？

こだわるばかりが人生ではないし、ましてや商売でもありません。

身を粉にして頑張っても、それが分からないのなら、意味のない事です。

はっきり言ってしまえば、あなたが上手くいかないのは、ニーズ合わない事ばかりやっているからです。ニーズとはお客様の要望だけではありません。

場所、時間、流動性、街の気質

様々な要素があるにも関わらず、成功するための条件が

「自分の頑張りや理想、夢」にばかりすがっている事です。

要は自分の強いこだわりが仇となっているのですよ。

あなたがその強いこだわりを本当に捨てれた時、チャンスはやってきます。

不思議ですね。