ワッフルで簡単スイーツ
- cou
- 2023年7月23日
- 読了時間: 3分

美味しいものを美味しそうに見せる
カフェでの手作りスイーツは、誰しもが憧れると思うのですよ。上手にプレートに乗せて出せばお客様も大満足です。
しかしながら、これが結構難しいものなんです。サラダの盛り付け同様、乗せる材料によって見せ方が違ってたりして、それによって美味しさが変わるように思えるから不思議です。
パティスリーの経験がある方なら、その辺りは得意であると思いますが、あまりやったことのない方も今回、簡単な飾り方を覚えて下さいね。コツさえわかれば後は応用ですから。
先ずは、基本となる生地ですが、今回はアメリカンワッフルを使って「チョコバナナのワッフル」を作っていきたいと思います。
このベースの生地は、パンケーキやクレープ、シフォン生地などでも同じです。
先ずはプレーンのワッフルです。

最初に、生クリームとスライスしたバナナを乗せます。

よくやってしまうのが、クリームを一面にたっぷり。バナナをこれでもかと平置きに並べるという、そうですね、サンドイッチの具材みたく扱ってしまうというやつです。あまり品が良くないのでやめましょうw。
クリームやバナナを中心からややずらした位置に高さが出るように盛ります。この時注意することは「自然に」です。バナナが均等に同じ向きとかではダメです。あくまでも自然な感じで。
次に、刻んだアーモンドとチョコソースをかけます。

アーモンドは上から適当にちりばめますが、問題はチョコソースですよね。
今回、ちょっとチョコがゆるかったのでソースが滲んでしまいました。市販のチョコソースは大抵ゆるいものが多いので、自作するのが良いと思います。
ソースのかけ方は、近くでゆっくりかけるのではなく、やや高い位置からサッとかけましょう。細くかけてあげるのがコツです。
最後に粉糖をかけ、ミントを飾ります。

粉糖は最後の砦となります。チョソースでミスったとしても、ここで何とか補正されます(笑)。
粉糖も全体にまぶすのではなく、側面だけとか、どちかか片方だけとかにした方がよりお洒落感が増します。
そのままプレートに移動させてもいいですし、プレートの上でやってもいいです。
ホントはプレートはやや大きめの方が見栄えがいいですw

正面から見た時、左上が高くなっており、対角線上に粉糖がかかっているのが分かると思います。景色と同じで、手前が低く平地で、奥に山があるようなイメージです。
ベリーのワッフル

メルトしたものの場合は、全体にかけても大丈夫ですし、同じようにどちらかに山を作ってそこから流すようなイメージでも良いと思います。ここではミントの位置をずらすことで非対称を作っています。
要は、「中心、左右対称」ではなく、ちょっとズレた位置に配置するというのがポイントです。
手前が低くて、奥が高いというのは、パフェ何かでも応用できる盛り付け方です。是非いろんな盛り付けを見て、「なぜ美味しそうに見えるのか?」を考えてみて下さい。
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