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ラテアート

  • cou
  • 2020年5月22日
  • 読了時間: 2分

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ベストな組み合わせ

バリスタにとって、エスプレッソマシンがあるのにラテアートができないというのは、ある意味恥ずかしいことなのですかね?


ラテアートはエスプレッソの抽出とミルクのスチーミングがベストな状態で始めてできるものだということを先ず言っておきたいと思います。つまり、描くことは目的ではなく最終的な結果であるということですね。いくら上手くラテアートできたとしても、そのカフェラテが美味しくなかったら何の意味もなさないということです。


では、美味しいカフェラテとは?


先述したとおり、ベストなショットとベストなスチームド・ミルクが合わさったものです。


ではその比率は?


2:8、3:7、4:6??


わかりません。エスプレッソの状態、更には使っている豆の種類やローストの塩梅でその比率は簡単に変わりますから。ただ、ただ結果的にそれが最高に美味しく混ざりあっているということしか。


家庭用のマシンを使ってラテアートの練習をすると、稀に「なんか、違う」と感じるラテができることがあります。稀にというのは、業務用より不安定な家庭用マシンなので、ベストな状態がなかなか現れないという意味です。業務であればそのベストを何回でも再現しなくてはなりません。いや、毎回ですね。


カフェラテに限らずコーヒーは常にベストのものを作らなくてはなりません。ですから、プロのバリスタは毎日、マシンやグラインダーの調整を欠かしませんし、豆の状態を把握して、挽き目やタンピングを調整します。その日、その日でベストなコーヒーを抽出するためですね。それでもイメージ通りにできないこともあります。


私は個人的には、ラテアートが出来なくても恥じることはないと思います。一日牛乳一本使って毎日練習すれば大体の人は、できるようになりますから。しかし、だからと言って練習中の中途半端なものを提供するくらいなら、やらないほうが良いと思います。それよりも、ベストなエスプレッソとベストなスチームド・ミルクにこだわった方がよいと。


バリスタなのに、ラテアートができないのを恥じなくてもいいですが、

バリスタなのに美味しいカフェラテを作れないことは恥じていいと思います。


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