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チャバタに挑戦

  • cou
  • 2020年9月8日
  • 読了時間: 2分


手間のかからない分、繊細です

加水率の高いパンといえばリュスティックですが、チャバタも負けてません。どちらもお水の分量が多すぎるため捏ねるのはほぼ不可能です。したがって、作り方はただ放置するだけという、とても手間のかからないパンです。


ただ、捏ねないからにはグルテンがきちんと出て、生地を繋ぐまで待たなくてはなりません。闇雲に発酵させてもいけません。ゆっくりと時間をかけることで美味しいパンへと変化します。


特別難しくはないと思います。バゲットのような形成をする必要もありませんしね。


チャバタはリュスティックと似てますが、そもそも生まれた国が違います。チャバタはイタリア、リュスティックはフランスです。


パリッとしたクラスト、もっちりのクラム、どちらもハード系のパンの特徴ですが、「捏ねない、形成しない」ということで、比較的簡単にハード系パンを味わうにはうってつけと言えるでしょう。


ただし、楽な製法ですが、生地は繊細ですので「優しく扱う」ということだけ注意しておいてください。


では、さっそくチャバタを作っていきましょう。



~らくらくチャバタの作り方~


強力粉・・・250g

水・・・200cc

塩・・・5~7g

オリーブオイル・・・25g

ドライイースト・・・2g

砂糖・・・小1


1.下準備

水、ドライイースト、砂糖をボウルに入れたらよく混ぜて3分ほど放置。


2.オートリーズ

強力粉、塩、オイルを加えて、粉気がなくなるまでよく混ぜたら、ラップをして10分間放置。


3.伸ばしてたたむ


生地をフリフリしながら持ち上げたら、たたむ。これを角度を変えて4回行います。



終わったら、ラップをかけて10分間休憩です。


3の工程をもう一度行います。


4.冷蔵庫で一晩

きっちりとラップしたら冷蔵庫で一晩かけて低温発酵させます。


5.常温に戻します

次の日、冷蔵庫から取り出したら、常温で2時間ほど放置します。


もう一度伸ばしてたたんでを行い、10分間休憩。その後取り出したら、強力粉をたっぷりかけます。



6.カット


台の上で、なるべく平らになるように四隅を優しく伸ばしたら、3分割します。(4分割でも良いです)

乾いた布巾をかけて30分間休ませます。


7.焼き上げ

230℃で10分、210℃に落として更に10分ほど焼きます。





最終発酵にもう少し時間を取った方がよかったかもですね。気泡がやや小さい気がします。


オイルが入るとハードパンはすごく作りやすい気がします。そのまま食べてもサンドイッチにしても大丈夫です。オリーブオイルにちょっと付けたりして食べるとまさに異国の味がします。


一度試してください。

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