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スコーンを極める?!

  • cou
  • 9月21日
  • 読了時間: 3分
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自分好みのスコーンとは?

すみません、極めるとか書いてしまいまして。「極めたい」が正解、いや、「上手になりたい」が正直なところであります。すみません。


スコーンというのは、世界中で食べられていると思いますが、レシピは様々です。何というか、簡単にできて美味しいものって、広まりやすいですよね?そしてシンプルだからこそ、色んなレシピが出てくるわけです。パテシェの方のレシピですと、ちょっとパイ生地に似てたり、お祖母ちゃん直伝とかだと、家庭にあるものを使ったりと。


まぁ、まぁ、色んな人のスコーンがあってよくて、「その作り方はどうのこうの」って議論があってもいいのかなと思います。お家で作るものと、お店で出すものでは、原価や時間の考え方が違っていて当然ですから、要は目的に応じた作り方で良いわけですよ。


んで、皆さんが目指しているスコーンの特徴がいくつかありまして、これは美味しそうなスコーンを想像する時の姿だったりします。


「腹割れ」したスコーンは上手にできた証し、と思われている方も多いと思います。思いっきり膨らんで生地割れしたその様子は、「よく焼けてるなー」って感じしますもんね。


「それに比べて自分のは何で割れないんだろう?」「まだまだ修行が足りないな!」ってなるわけです。


でもね、意外とそこまで伸びたり、割れてないスコーンもたくさんありますよ。


海外で、「スコーンの焼き方を勉強したいので、教えてください」なんて言ったら、多分笑われます。


だってね、スコーンなんて簡単じゃん!っていうのが常識だから。


そこまで極めるような対象ではないわけです。


とはいえ、そこは日本人。


何かと極めたいですよね(笑)


私も含めて、皆さんがぶち当たる壁に


「前回はうまくいったのに、なんで今回は失敗したのだろう?」


というのがあると思います。それで悔しくてリベンジするんですが、また失敗。これが迷宮の入り口です。バゲットを作っている時と同じ感覚。これって一体なんなの???


私もここにめちゃくちゃぶつかりまくっていました。レシピ通りにやってるのに、おかしい!って。


どちらにも共通する原因があります。


「環境の変化」です。


一度コツを掴んでいるにも関わらず、失敗するのは、原因があなたにあるのではなく、周りにあるのです。つまり、室温だったり、材料の変化です。


もうわかりますよね?


夏場と冬場では、作業している室温が違います。バターなどの材料は夏場はすぐに溶けてしまいます。冬場の発酵は時間がかかりすぎるため、生地が乾燥しやすくなりがちです。また、小麦粉やイースト、ベーキングパウダーなどは常に劣化していくものです。


作り方を間違えていないのなら、技術ではなく、そういったあなた以外のことに原因があります。


今日、スコーンを焼いたのですが、膨らみはイマイチでした。前回焼いた時にもイマイチで、高い室温の中で作業したので、今回は室温を調整し、材料は全て冷蔵庫で冷やし、手の温度が伝わらないようにブレンダーで混ざ合わせ他のですが、イマイチでした。


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前回のがこちら

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以前焼いたスコーン

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今回のは、生地を冷やしたりして温度管理したので、前回より膨らんではいますが、以前焼いた時とは比べ物になりません。


実は、以前成功した時の季節は2月。一番寒い時ですね。今回と前回は夏場。しかし、温度管理しても膨らんでいない。


という事は、他の原因、、、小麦粉は比較的新しいので、、、ベーキングパウダーかな?


犯人が分かったので、次回は新しいベーキングパウダーで作ってみたいと思います。

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