コピルアク
- cou
- 2024年5月16日
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なのか?
「コピルアク」という名前のコーヒーがあるのですが、一度くらい耳にしたことがあると思います。
正式には「コピ・ルアク」と言いまして、元々、インドネシア辺りに生息しているイタチ科のルアク、日本では「ジャコウネコ」が食べたコーヒーの実を集めたコーヒーです。
食べたという事は、出したという事でして、そう、糞の中にある消化されていないコーヒーの実から作られておりますw
そう聞くと、飲む気が失せるかもしれませんが、何とも言えない甘ったるい風味が魅力で、かなりの高値で取引されているようです。
お金になるということは、それなりに偽物も出回るのが世の常というものです。コピルアクは野生の個体が食べたものだけが本来の豆なのですが、近年では養殖された個体から集めた豆も出回っているそうです。まぁ、野生のルアクは美味しい実しか食べないらしいですので、クオリティが違うのでしょうか。
で、中には、風味を出すために、バニラなどのフレーバーを加えているものもあるらしく、これはもう偽物ということになります。
観光客目当てにそういったまがい物を売りつけるふとどき者もいるわけですよ。まったく。
今回、ベトナムに行った方からのお土産で、貴重なコピルアクをいただきましたので、飲んでみました。
ただ、エスプレッソ用の細挽きでしたので、マキネッタで淹れました。

第一印象は、「バニラの甘い風味がして、コナコーヒーみたいだな」
飲んでみての感想は、程よい酸味もあり、アーモンドのようなナッツ感があります。しかし、エスプレにしたせいか、「苦い!」
やや冷めてもう一度テイスティング。
ナッツ感は健在ですが、何かフレーバー的なものを感じました。どうもコーヒーの味とは一体化していないような、「キャラメルのフレーバー」を感じました。
んー、ここまで明確に味として感じるかな??
って感じです。
以前飲んだものは、もっと自然なフレーバーだったよう記憶が、、、
今回はエスプレですし、コーヒーの抽出としてシビアではありませんので、何とも言えませんが。
個人的には「人工的」な何かを感じてしまいました。
しかし、せっかくの頂き物ですので、ありがたく飲ませていただきます。
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