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そうか、シフォンケーキを焼こう

  • cou
  • 2021年2月13日
  • 読了時間: 3分

スポンジ生地とどう違うの?

以前作って成功したのに、久しぶりに作ると失敗してしまうのがお菓子作り。せっかく覚えたコツとか注意点とか、ノートに記しているにも関わらず、、、です。


まぁ、ケーキ作りに精を出してる方々からすると「何を当たり前のことを」ってお叱りを受けそうですが、紹介していく手前上、「ここだけは押さえときましょう」というポイントを忘れないうちに書いていきたいと思います。


通常のショートケーキに使われるスポンジ生地との違いは、きめの細かさと弾力ですかね。よくカフェで手作りされるケーキの代表でもありますが、生地だけで十分商品として成り立つ稀な存在です。


商品として考える時、ケーキ屋さんのように美しく作るのは難しいですよね?

あれもこれもと手を出すくらいなら、「生地一本」に絞ってみるのも良いかもしれません。


シフォンケーキはプレーンのものから紅茶、抹茶、チョコなど生地自体のアレンジが可能ですので、バリエーションも付けることができます。そう考えると、生地作りに専念するだけで良いわけですから、意外といけるかもしれません。


私ごときが、シフォンケーキの作り方を教えなくとも、色んな方達が丁寧にレシピを書いてくれていますので、材料や分量については各々で調べてもらうという事で、ポイントと注意点だけ書いていきます。


先ずシフォンケーキは、卵を卵黄と卵白に分けてから最後に混ぜ合わせますが、これを「別立て」といいます。通常スポンジ生地などは「共立て」といって、一緒に立てていきます。違いは、別立ての方が生地のきめが細かく、ふわっとした軽い仕上がりになります。(ちなみに「シフォン」とは絹で織った布を意味します)


ここで、重要なのはメレンゲの硬さです。角がピンと立つようにします。あ、それと、もっと重要なのが「卵の鮮度」ですね。なるべく鮮度の良い卵を選びましょう。日にちの経った卵は膨らみ方がやや弱い気がします。また、卵黄と卵白に分ける時は慎重に。黄身が混ざってしまうとメレンゲの立ちが悪くなります。卵黄に使ったハンドミキサーを洗わずに、そのまま卵白に使用してもいけません。(逆はOKです)


卵、色々と気を使いますね(笑)。


分量は最低でも卵3個からにしましょう。できれば4個ぐらいが良いと思います。型の大きさにもよりますが、少ない分量で作ると、何と言いますか、作りにくいので失敗しやすいように思います。最初は少し余るくらいで良いと思います。

卵黄をもったりするくらいに混ぜたら、油とお水(牛乳)を入れ、よく混ぜた後に小麦粉を入れます。小麦粉を先に入れてはダメですよ。

メレンゲは、先ず1/3を入れて、更に残りを半分ずつといった具合に混ぜ合わせていきます。

最後はヘラに持ち替えて、手早く下からすくい上げるように全体を混ぜ合わせます。型に入れたら、軽くトントンしたり、竹串でグルグルして、大きな気泡を潰します。


型は、テフロン加工のものは避けて、アルミか紙型にしましょう。なぜかというと、シフォンケーキは焼いて型にくっつくことで形をキープさせますので、くっつきにくいテフロンだとしぼみやすくなると思います。


焼きあがりました。


そして、いつものように、


焦げマスタ。。。


注意点。シフォンケーキは縦にヴォリュームが出ます。トールタイプの型もあるので、かっこよく焼きたいのは山々ですが、オーブンの上火に近くなりますので、注意が必要です(汗)。


まぁ、ここ切ればいいのかな。。。


冷まします。荒熱が取れたらラップしておいてください。乾くとパサパサになります。



うーん、どうでしょう~


大き目の気泡がありますね。ふんわりしてはいるんですが、ちょっと目が詰まってる感じです。

たぶん、メレンゲを混ぜ合わせる時、馴染ませた後の投入が多すぎました。2,3回に分けて混ぜるようにしないと、一度に混ぜるとメレンゲの気泡がつぶれてしまいます。


何度も繰り返し焼くことでしか覚えらないのが生地作りです。納得のいくまで頑張りましょう!

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