お店の認知度
- cou
- 2024年2月18日
- 読了時間: 3分

認知度を上げるとは?
初めての場所でお店を立ち上げた時、色々な不安が頭を巡ります。
当初予定していた計画通りに事が進まないことが殆どだと思いますが、そんな時には様々な軌道修正を行うと思います。元々、コーヒー屋をやろうと始めたのに「ランチないですか?」とか聞かれると、そういったニーズにも応えなくてはと思うようになるはずです。商売である以上、背に腹は代えられないものです。
いいんですよ。それはそれで。お客様のニーズに応えながらお店を続けていけばよいのですから。
初志貫徹なら、それも結構です。
ただ、覚えておいてもらいたいのです。
どんなに平らで歩きやすい道も最初はデコボコだったのです。どんなに栄えている通りも最初は人もまばらだったという事を。
あなたは平らに慣らされた道で、人通りも盛んな場所に後から来たという事を。
周りのお店はなぜか繁盛しているのに、あなたのお店はまるで無視されているかのごとく暇です。
お店を立ち上げたら、様々な告知をして、認知度を上げようとしますよね?何とかここにお店がある事を知ってもらいたいですからね。
お店が軌道に乗らないのは「認知されていないから」だと思うでしょ?
知ってもらえば必ず客足は伸びると。
駅前でビラを配ると、
「あ~、あそこに最近できたお店ね」という答えが返ってくることがあります。
「あ、知ってるんだ」と思うと同時に「なら、一回くらい来てよ~」とも思いますw
来ない理由は簡単です。
「誰も行ってないから」、、、、、です。
まるで禅問答のようですが、認知されてないからではなく、認知されてても行かないというのが理由です。
最初の話に戻りますが、今、あなたとあなたのお店はデコボコ道にいるのです。お店の前は奇麗に舗装してあったとしてもです。
そして、あなたのお店もまだデコボコしています。だって、色々な軌道修正をかけながら営業しているのでしょう?まだ、これといった自信もなく。
本当の意味での「認知度」とはグーグルマップに乗る事でも、SNSで「いいね」を貰う事でもありません。
時間がかかるのですよ。すべてが。
お客様のニーズに応えていくためには、それ相応の時間と努力が必要です。
正しい努力をして、継続することができたら、自然と人は理解します。あなたのお店が信用に足る場所であると。そうやって少しずつ認知されていくわけです。
「1年前より、随分、雰囲気が変わったね」
もし、お客様からそういった言葉を皮肉ではなく笑顔で言われたとしたら、
おめでとうございます。
あなたのお店は本当に認知され始めたという事です。デコボコが平らになってきているという証拠です。
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