REC COFFEE(レックコーヒー)レビュー
- cou
- 4月10日
- 読了時間: 3分

”博多ブレンド”のお味はいかに?
最近、飲む機会の多い「REC COFFEE」さんですが、お店の人気No1と謳われている「博多ブレンド」を飲んでみましょう。
なんでも創業の地が博多なのだそうで、その地名を冠したネーミングがグッときますね。ブラジルを中心にしたブレンドだそうでして、焙煎は”中煎り”、爽やかな酸味とナッツ系のほのかな甘みが特徴の、初心者にも飲みやすいブレンドだそうです。
こちらがパッケージ

ちゃんと焙煎日が裏側に記載されています。この辺りはロースター的には当然ですよね?(笑)
一部のコーヒー豆屋さんや市販の豆だと、消費期限のみの記載というのも珍しくありません。是非、皆さんも「焙煎日」の記載されている豆を購入するようにしましょうね。
さて、「中煎り」ということですが、私的には「浅煎り」に近いように感じました。南米系の豆の特徴を出す場合、中煎りから深煎りの方が出しやすいのですが、サードウエーブらしく「爽やかな酸味」も味わえるように浅煎りと中煎りの中間あたりになっているのかもですね。(つまり、ガッツリの浅煎りだと南米独特の味わいが出ないので中煎りよりに仕上げた感じです)
しっかり蒸らしたら、熱めのお湯で3~4投ぐらいで落とします。今回はそこまでの撹拌はせずに落とし切りました。
頂いてみます

サードウエーブ特有の酸味が出ていますね。「まさに」って感じです。
アフリカ系の豆にあるような「キラキラ」した酸味ではなく、あまり主張しない酸味でして、なぜか酸味の時間が物凄く短いです!苦味は飲み終わりにかすかに来る程度です。ナッツというか上品なチョコのような何とも言えないフレーバー感がありますが、これは「ほのかに」という程度です。ミルの設定を変えたら、その辺がよく味わえるかもしれません。
酸味のあとに何かが存在しているのですが、これが気になりました。柔らかな酸味のあとに何か薄ーい何かが感じられます。その後、ナッツのようなチョコのような味、ごく薄いローストの感じが順番にきます。
時間が経っても、酸味のキャラがあまり強くなりませんし飲みやすいですね。しかし、時間が経つと酸味の後の「何か」はなくなるようでして、味の時間差も消えてやや締まった味になりますが、その分ボディ感は増すように感じました。
総評:
日本人には馴染みのあるブラジル豆をベースに、初めての方でも飲みやすい仕上がりになっていると思います。口にずっと残るような酸味ではなく、バランスの良い口当たりを意識されていて好感が持てます。多分ですが、色々な食事にも合うように思います。
気になった方は、是非「博多ブレンド」試してみて下さい。
Comments