Re roasting coffee(再ロースト・コーヒー)
- cou
- 5月11日
- 読了時間: 2分

「リ・ロースティング」という楽しみ方
先日、家族がスペシャルティ・コーヒーを買ってきました。私がコーヒー好きなので(まぁ、仕事上ね)買ったのはいいのですが、浅煎りです。
スペシャルティ・コーヒーなので、そうなりますよねw
実は私、
浅煎りが苦手です!
いや、美味しいんですよ!浅煎りの豆も。色々な産地、農園の独自の製法があって、コーヒー豆の可能性、いや、コーヒーのステイタスそのものを引き上げた功績を考えたら、「好きじゃない」とかバチが当たります!ほんとに。
でも、そこまで好きではないんですよw
で、これ、もう一度焙煎かけてみたらどうなるだろう?と思って、よくやってたんです。
「いやいや、それはダメでしょ!」
というお叱りが全国のロースターから届くとは思いますが、これが、意外とイケます。
あー、ばらしちゃった!!
このもう一度焼くというのは別に悪い事ではなく、単に焙煎の度合いを変える技術だということで。
「リ・ロースティング」再ロースト、追い焼きなどと表現されます。
当然、既存のローストより浅くはできません。より深煎りにならできます。
そう、つまり私の好みは深煎りなんですよ。よく覚えておいてね(家族)。
先ずは今回の浅煎り豆から

豆は「イルガチェフ(エチオピア産)」でして、ピーベリーという希少な一粒種です。
一度も味わうことなく焼くのも気が引けるので、一旦これで淹れてみます。

浅煎りは手挽きだと硬いんですよ~
イルガチェフは何度も飲んだことあるので、味に驚きはないです。ただ、豆面がすごくワイルドで、ムラもあったのですが、味には特に影響はありませんでした。
次にリ・ローストしたものがこちら。

2ハゼの途中で止めました。「シティ」くらいです。豆が膨らんで、オイルが出ているのがわかると思います。このオイルが甘味になります。
ビフォアフター

こんなに色が違えば味もかなり違うように思われると思いますが、苦味成分が加わってもイルガチェフ本来のフルーティーさは失われていません。ピーベリーのコクとオイルの甘さが引き出されて、まるでブルーベリー、いや、ブドウのような味わいがあります。
で、これをアイスにして飲むのがマイブーム。

実はリ・ローストという技は、ちょっと古くなった豆にも有効です。豆の風味が復活します。すごいでしょ!?ただ、落ちていくのも早いので、これは最後の裏技に取っておいてくださいね。
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