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コーヒーのタイミング

  • cou
  • 2020年1月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年1月13日


豆の選び方や鮮度ではなく、タイミングであると知れ

おいしいコーヒーの淹れ方、おいしい豆の選び方、、、ふむふむ、世の中にはそういうことを知りたいと思ってる人がかなりいるようです。


「やっぱり、お店で飲むコーヒーはウチでは出せないね」とか「やっぱ、プロが淹れると違うね!」とか。中にはお店で同じ豆を購入したけど、やっぱり自宅では同じ味にならないと悩む方もいるみたいです。


おいしいコーヒーねぇ、、、


木の実を乾燥させて、焦がして、砕いて、お湯につけて出てくる茶色い汁のことですよね?


大昔にコーヒーを飲んでいた人たちが、現在のコーヒーの抽出を見たら、さぞ驚くでしょうね。でも、こうも言うかもしれません。「いや、ワシらはただお湯に浸して、その上澄みをすすってただけじゃよ」って。


フィルターを通すことで、液体だけを飲むことが可能になり、コーヒーの粉が口に入るという問題をクリアしました。フィルターを布から紙に変える事で、いちいち洗う煩わしさが消えました。同時に紙フィルターを支えるドリッパーが開発されました。注ぎ口の細いポットを使うことで、注ぐお湯の量をコントロールできるようになりました。現在ではお湯の量と注ぐ時間を正確に測ることで何度でも、誰でも同じ味が出せるように特殊なスケールも開発されました。


えっと、、、何のため?


もちろん、おいしいコーヒーにするためですよね?


コーヒーも紅茶もお湯に浸して出てきたものを飲むというのが最終目的なわけで、このシンプルな答えは絶対に変わりません。抽出するのに適したお湯の温度は確かにありますが、それはあくまで人が飲むのに適したという条件があります。つまり、本当はより低い(高い)温度の方がベターであるとしてもです。


このシンプルな答えは、答えとしては不十分かもしれません。特に前述した、コーヒーのおいしい淹れ方を模索している人たちにとっては。


ただ、100m走なのに、途中に障害物をわざわざ置いて走りにくくする必要はないんじゃないかと思うんですよ。ゴールは見えているのだから、そのゴールに行き着くためにどうすればいいかを考えればいいんじゃないかと。コーヒーのうんちくなんて一晩中でも語れますが、だからといって私が、おいしいコーヒーを淹れれるという保証はないです。ただ、わかります。「このコーヒー豆がおいしくなれるか、そうでないか」ぐらいは。


ポテンシャルのある豆だと判断したら、そのポテンシャルが最大限に発揮されるタイミングを見極めます。そのタイミングはいつでしょう?まだですか?今ですか?もう過ぎてしまいましたか?


焙煎したての豆をすぐに淹れてみてください。私の言う「コーヒーのタイミング」がわかると思います。

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