Haru/春
- cou
- 2020年4月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年4月6日

春ですね。
木々は芽吹き、鳥のさえずりが聞こえてきます。時折吹く風が桜の花びらを散らしながら、晴れたり曇ったり。やがて新緑の季節を迎えます。
世界中が、全ての人たちが未知のウィルスに苛まれ、春を喜ぶ気分でもないのでしょう。無理もないことです。ただ、例年より、植物や動物たちが生き生きとして見えるのは私だけでしょうか?
人間界のパニックをよそに、彼らはいつもと同じように生きています。
変わらずに繁栄し続けるということは、本当は大変なことなのですね。生きることは普通のことだと思っていましたが、実は生きているものが死ぬことだけが確実なのであって、生き続けるということは確実なことではないのです。
世界中で多くの命が奪われました。そして今も、懸命に治療されている方がいます。まさか自分が生きている間に、こんな世界戦争のような出来事が起きるとは思ってもいませんでした。
だから、もう決めましょう。
悔いなく生きると。
明日、自分の命がなくなったとしても、後悔などしないと。
死が訪れるその瞬間まで、悔いなく生きると。
木や花や動物たちは皆、そうしています。
誰にもわからないこれからの事を、ああだこうだと考えても意味がありません。たとえ、今より辛い未来になったとしても、悲観することなく、ただただ一日一日を一生懸命に生きましょう。
この度の新型ウィルスにより亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
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