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French Toast

|フレンチトーストはどこまで進化できるのか?|

​カフェのメニューの中で、パンケーキに負けないくらいの人気商品といえば、真っ先に思い浮かぶのがフレンチトーストですね。

アパレイユに染み込ませたパンを焼くだけのシンプルな料理なので、誰でも簡単に作れてしまいます。

でも、待ってください。誰でも作れるということは、わざわざお店で食べるほどではないのかもしれないですよね?

ご家庭で作られるフレンチトーストもプロが作るフレンチトーストも形や味の違いこそあれ、愛情のこもったものであればそれで十分なのですが、より美味しく作れたら最高ですよね。

シンプルであるがゆえ、様々な作り方・食べ方があり、世界中で愛されているフレンチトースト、その奥深さと可能性を探ってみましょう。

~ アパレイユ ~

​<4枚切りの食パン2枚分>

 

卵(M)・・・2個(約100g)

牛乳・・・200cc

グラニュー・・・30g

バニラオイル(エッセンスでも可)・・・小1

卵と牛乳は基本1 : 2 の比率ですが、1 : 1にしてみたり、生クリームを加えたりすることで濃厚な味にもなります。

お塩を加えてもよいですが、有塩バターを使用する場合はいりません。バゲットなど、それ自体に塩が入ったパンを使う場合も同様です。

​では、15分程漬け込んだ厚切りのバゲットを焼いてみましょう。

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左の写真、同じ厚さのバゲットなのですが焼きあがった後の厚さが違います。実は左側は焼きあがって5分程経ったものなのですが、フレンチトーストは、焼き上げから時間が経つとこんな風にしぼんでいってしまいます。

スポンジ生地やシュークリームの生地を焼いたことのある方ならわかると思いますが、パンの中に染み込ませたアパレイユが完全に焼けきれないために起こる現象です。水分を多く含んでいますから、表面が焼けていても時間が経って温度が下がればこうなります。

「外はパリッと中はとろーり」

理想では簡単ですが、、、

いきなり壁にぶち当たった感がありますが、さて、、、。

しぼまないように焼くためにはどうすればよいのでしょう?調べていくと「低温で時間をかけて焼く」というのがキーワードみたいですね。

アパレイユを低温で時間をかけて、、、なるほど、

プリンですね!

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