
Chiffon Cake
|極上のシフォンケーキを作ろう|
シフォンケーキは大人から子供まで食べれるケーキのひとつです。
生地だけで完成してしまうケーキというのは、カフェ初心者の方には大きな魅力でもあります。
もちろん、クリームやフルーツできちんとデコレーションもできますし、フルーツサンドなどにも仕上げることができます。まさに万能ですね!
では、早速、シフォンケーキを作っていきましょう。
~ プレーンシフォン~
先ずは基本の生地からです。
<17㎝型 シフォンケーキ>
卵(M)・・・4個(卵黄と卵白に分けます)
砂糖・・・65~75g
植物油・・・40㏄
牛乳(又はお水)・・・70cc
薄力粉・・・75g
塩・・・ひとつまみ
シフォンケーキは卵黄と卵白は別々に処理します。分けたら、卵白の方は冷蔵庫で冷やしておきましょう。卵黄には砂糖(半分量)を入れて混ぜたら、植物油、牛乳の順に入れ混ぜていきます。順にというのは、植物油を入れて混ぜて、その後牛乳を入れて混ぜるという意味です。牛乳はお水でも良いです。
プレーンの場合は上記の配合ですが、紅茶のシフォンケーキだと牛乳が紅茶液に変わるだけです。せっかくなので、紅茶のシフォンケーキを焼いてみましょう。

写真のように、卵黄液に最後に紅茶液を入れたら、振るった薄力粉+紅茶の茶葉を入れます。
紅茶は香りの強いアールグレイが良いと思います。パックのものだと粉砕してあるので使いやすいです。1パック丸ごと入れましょう。紅茶液は2パックで100㏄ほど抽出すれば良いと思います。
通常のスポンジですと、粉を入れたらさっくり混ぜますが、これはなるべくグルテンを出さないようにするためです。シフォンケーキはフワフワですが弾力性のある生地ですので、この弾力を生むのが実はグルテンなのです。従って、水分の多い生地になりますが、メレンゲや油脂で生地のバランスがとれて、硬くなりません。これがシフォンケーキの絶妙なところです。

次にメレンゲを作ります。最初に一つまみのお塩を入れます。砂糖は半分余っているはずですから、3回ぐらいに分けて入れます。最初から全部入れると、溶けた砂糖がメレンゲの膨らみを邪魔してしまいますので、注意してください。
メレンゲはピンと角が立つくらいでも、先っぽだけ折れるくらいでもどちらでも構いません。中速で十分空気を送り込んでください。
先ほどの卵黄液にメレンゲの1/3を投入します。ここではメレンゲは潰れてかまいませんので、よく混ぜ合わせます。
2回目も1回目と同じ程を入れたら、今度は軽く混ぜます。ここまではホイッパーでかまいません。
残りのメレンゲを全部入れたら、ヘラに持ち替えて、中心から外に、下から上に、よく混ぜ合わせます。