パフェを作れるようになろう ~Lesson1~
- cou
- 2022年4月17日
- 読了時間: 3分

パーフェクトスイーツである訳
パフェの語源は仏語のパルフェ、英語だとパーフェクトらしいです。「完璧な」とか「完全な」の意味を持つパフェは、まさにスイーツの醍醐味がつまった、子供から大人までが大好きな商品と言えるでしょう。
実は私、こう見えて、パフェ下手です。
過去にも取り上げましたが、パフェというのは、ほんとに難しいんですよ。美味しいものどんどん入れていけばいいというわけでもないんです、これが。
一応、lesson1から始めていきたいのですが、私も一緒に勉強していきたいと思います。
パフェ作りにおいて、先ずはイメージが大事です。作りたいのはどんなパフェなのか?フルーツやアイスクリームは何を使うのか?器はどんな形なのか?など。作るパフェによって、こういった事が違ってきますので、先ずはイメージ作りから始めます。一番いいのは絵にしてみる事ですね。絵にすることで何となく見えてきますから。ここ大事ですよ、きっと。
これが今回の絵コンテです。

字が汚くてすみません。構成は下から
・ドライフルーツ入りヨーグルト
・キャラメリーゼしたグラノーラとダイス苺
・カスタードクリーム
・バニラアイスと苺のアイス(ソルベと書いてますw)
・ホイップクリーム
・苺、冷凍ブルベリー
・チュイール
パフェは大きく分けて3つの要素から成り立っています。
素材そのものの味わいを楽しむ上段、アイスやクリーム、チョコなどの重厚な味わいの中段、ヨーグルトやゼリーなど、さっぱりとした味わいの下段。
最初はこの3つの要素を上手く使ってパフェらしく仕上げましょう。なぜ、一番下にさっぱり系が来るかというと、上から結構甘々な味が続くので、最後はさっぱりしたものが欲しくなるという、人間工学に基づくものです。
考えてみると、平面にあるものなら食べる順番は気にしませんが、高さのあるものは上から食べていきますから、食べていく順番を考慮しなくてはなりません、しかも混ざりながらですので、食べ合わせの悪いものはダメということになります。
今回のパフェは最初なので、無難のものでまとめていますので、あとは飾り方という事になります。
細長いパフェグラスなら、少し構成が変わると思うのですが、素材を重ねた時に色合いの美しさが出るように盛っていきたいものです。
ほぼ同じもので別バージョンもつくりました。

こっちがソルベで、ミントも載せました。こちらはドライフルーツを中段に入れてます。
難しいのはグラスにヨーグルトやクリームを入れる時、思いがけないところに付いたりしてしまうので、注意が必要です。慎重に入れましょう。
上段の盛り方は、後ろに背の高いものを、低いものは前に乗せると収まりがよく見えます。
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